生産性

<情シス必見!>PC導入の手間を大幅削減するキッティングサービスとは?

執筆者:石井 英男

大企業の情報システム担当者やIT担当者なら、数百台から1千台を超える規模でのPCの新規導入やリプレースの経験をお持ちの方も多いでしょう。企業でのPCの導入は、市販PCを買ったらそれで終わりというものではありません。部門ごとに決められたネットワーク設定やセキュリティー対策、周辺機器の接続設定、業務アプリケーションのインストールなどの作業が必要になります。

キッティングサービスは、PC導入時の工数を大きく削減できるサービスです。こうした作業と場所にリソースを割けず、新しいPCへのリプレースに踏み切れなかった企業や、台数の多いPCの導入を考えている企業も、PCメーカーが提供する工場内キッティングサービスを利用することで情報システム担当者の負荷を大幅に軽減し、スムーズなPC導入を進められるのではないでしょうか。

面倒な初期設定やアプリケーションの導入を一括してやってくれる

キッティング(kitting)とは、PCなどのシステムを組み上げて使えるように準備することです。PCは導入時にさまざまな設定やアプリケーションの導入作業などが必要になります。1台や2台ならともかく、数百台といったPCを一括導入する場合、情報システム部門でその作業をすべて行うには、多大な時間と作業場所の確保が必要です。

こうした作業を代行してくれるのが、キッティングサービスです。キッティングサービスを利用すれば、会社や部署ごとに必要な設定や作業が全て完了し、すぐに使える状態でPCが配送されてきますので、情報システム部門担当者の導入時の手間を大きく削減できます。

また、PC管理のための資産管理ラベルの作成と添付、本体付属品の一括送付や廃棄などを行ってくれるところもあります。要するに、キッティングサービスとは、PC導入時に必要になるさまざまな作業をワンストップで代行してくれるサービスだと思えばよいでしょう。

PCのライフサイクルを一括してお願いできるPCメーカーの導入支援サービスでTCOを削減できる

PCライフサイクルとは、PCの調達・導入・保守運用・資産管理・廃棄までの一連の流れを示します。PCのライフサイクルマネジメントという観点ではPCメーカーが提供するサービスは調達から廃棄までを一元管理で行えるメリットがあります。

企業が導入する製品を選定する際には、初期費用が重視されがちですが、イニシャルコストが低額であっても運用や管理に費用がかかって、総額で高コストになってしまう可能性もあります。PCメーカー提供のワンストップな支援サービスを利用することで、PCのライフサイクルの最初から最後にいたるまでの総コスト、TCO(Total Cost of Ownership)を削減できるでしょう。

導入時の手間を削減できる豊富なキッティングメニュー

PC導入時には、まず箱の開梱や添付品の整理などを行う必要がありますが、添付品一括納品サービスを利用すれば、保証書やマニュアルといったPCの添付品を本体とは別梱包で一括納品してくれますので、いちいち箱をあけて添付品を取り出して整理する手間がなくなります。また、不要な添付品も代行して一括廃棄を行ってくれます。

PCを社内スタッフに配布する前には、必要なアプリケーションのインストールや、社内ネットワークへの接続設定など、さまざまな設定作業が必要です。こうした個別のネットワーク設定、アカウントの設定を一括で作業してもらうことで、導入直後にインターネットやメールを使用できる環境が整うとともに、初期設定作業を行うスペース確保の問題も解決できます。

導入時の手間を削減できる豊富なキッティングメニュー

社員一人が一台のPCを利用することが当たり前になった今、管理するPCの台数は増え、資産管理に必要な管理ラベルの添付はかなりの労力と工数がかかります。キッティングサービスには、資産管理に必要な管理ラベルを指定された部門名や資産番号で印字し、PC本体や梱包箱に添付する作業を依頼できるメニューもありますので、台数が多い場合には利用するとよいでしょう。

万が一の転売を防止するための識別マークや企業ロゴ刻印サービスを展開しているメーカーもあります。

また、PCの一括導入後、社員数の増加などの理由でPCを数台追加導入する場合もよくあります。そうした場合は、必要なアプリケーションが導入された専用のリカバリーメディアを利用すれば、自社でも容易にキッティング作業を行うことができますし、専用のリカバリーメディア作成サービスも利用できます。

メーカーによっては、ディスプレイやプリンタなど他社製品も含めた設定もサポートするほか、ニーズに応じて自社のノートPCやタブレットの外観や設定を変更するカスタマイズサービスも行うなど、さまざまな要望に柔軟に対応してもらえます。

もしもの修理時も安心、リプレースの際の古いPCの廃棄もお任せ

PCが故障した場合、修理でHDDが交換されてしまうと、戻って来た時に再設定や再インストールを行う必要がありますが、ハードウェアの修理完了後、再度キッティングを行って返送してくれるサービスもあります。

また、PCをリプレースする場合は、古いPCを処分する必要がありますが、不用になったPCを買い取るサービスが用意されています。他社製品でも買い取りしてくれるので、コストを抑えたリプレースが行えます。

これまでキッティングサービスを使わずに、PCの導入、設定、廃棄などそれぞれに応じて外部に委託し、管理の煩雑さを経験した方も多いことでしょう。今後、法人PCを導入する際には、PCのライフサイクルを一括して依頼できるPCメーカーのサポートサービスやキッティングサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

VAIOが提案する働き方改革

関連記事

intel CORE i7
インテル® Core™ i7プロセッサー
Intel Inside® 圧倒的なパフォーマンスを

Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Core Inside、Intel vPro、vPro Inside、Celeron、Celeron Inside、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、Xeon、Xeon Phi、Xeon Inside、Ultrabook、Iris は、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation の商標です。

※本ページに記載されているシステム名、製品名は、一般に各開発メーカーの「登録商標あるいは商標」です。