IT

3つの基本条件+職種別ポイントでわかる!職種ごとに異なる社員満足度の高いノートPCの選び方

3つの基本条件+職種別ポイントでわかる!職種ごとに異なる社員満足度の高いノートPCの選び方

企業の中には、さまざまな職種が存在します。ビジネスパーソンにとって、ノートPCは必要不可欠な存在ですが、一口にノートPCといっても、携帯性重視や性能重視、コスト重視など、コンセプトが異なる数多くの製品があります。

外回りの多い営業と自分の机で仕事をする内勤の事務職では、ノートPCに要求される条件も当然変わってきます。仕事の効率を高め、社員満足度を上げるには、職種ごとに異なる仕様のノートPCを導入することがポイントになります。そこで、職種ごとに最適なノートPCの条件について考えてみましょう。

ビジネス向けノートPCで重視すべき3つの基本条件

ビジネスの現場では多くのノートPCが使われています。最近では、タブレットとしてもノートPCとしても使える1台2役の2in1 PCに注目が集まっていますが、企業で導入するノートPCでまず重視すべき条件は、「堅牢性」「安定性」「携帯性」の3つです。

堅牢性とは、要するに頑丈で壊れにくいということです。万一、移動中に落としたりしても、簡単に壊れてしまわない丈夫さが求められます。

安定性とは、長時間使っていても動作が不安定になったりせず、パフォーマンスも低下せずに快適に使えるかどうかということです。十分な冷却能力を備えていない製品の場合、負荷が高い作業を連続で行うと、冷却が追いつかなくなり、動作が不安定になったり、パフォーマンスが著しく低下してしまうことがあります。最悪の場合は、ハングアップしてしまい、作業中のデータを失ってしまうこともあり得ますので、安定性は非常に重要な条件となります。安定性や信頼性に定評のあるメーカーの製品を選ぶことをお勧めします。

携帯性は、持ち運びやすさです。カバンに入れての持ち歩きを想定して、薄くて軽いことはもちろんのこと、長時間使い続けられるバッテリー駆動、本体の頑丈さも必要です。

失敗しない!ビジネスノートPCの選び方

職種ごとに重視すべき条件

さまざまな職種の社員満足度を高めるには、今説明した「堅牢性」「安定性」「携帯性」の3つの条件を満たした上で、さらに職種ごとに重視すべき条件があります。職種ごとに説明しましょう。

携帯性とバッテリー駆動時間、堅牢性に考慮したい外回りや出張が多い職種

職種ごとに重視すべき条件

外回りや出張が多い職種であれば、携帯性とバッテリー駆動時間の長さが重要になります。最近は、1kg前後でバッテリー駆動時間が10時間を超えるような製品も増えていますので、そうした製品がおすすめです。

クライアントへの訪問時、客先でのプレゼン資料やカタログをPCと一緒に持ち歩くことを考慮すると、ACアダプターもできる限り小さく軽いものを選びたいところです。また、移動が多いことを想定し、バッテリー充電時間なども重視すべきです。

PCを持ち歩くことが多いこの職種は、満員電車などでの移動中、PCに衝撃や圧力がかかる機会も多くなります。また海外出張となるとスーツケースの中にPCを入れてカウンターで預けることもあるでしょう。こうしたことから、堅牢性についても、より高いレベルが要求されます。

訪問先でプロジェクターに繋いでプレゼンをすることが多いのであれば、HDMI出力とアナログRGB出力といった、複数のディスプレイ規格に対応した製品をおすすめめします。

最近では、アナログRGB出力端子を備えていないノートPCが増えていますが、少し古いプロジェクターでは、アナログRGBしか対応していないことがあります。社内だけで使うのなら、社内のプロジェクターの仕様に合わせればいいのですが、訪問先のプロジェクターを借りる場合、接続できないというトラブルが起きることがありますので、注意したいポイントとなります。

また、資料などに手書きのコメントを追加しながら説明したいのなら、ペンによる手書き入力に対応した2in1 PCもおすすめめです。

内勤にはキーボードやディスプレイにも配慮を

従来、外にノートPCを持ち出すことがない内勤には、デスクトップPCやA4のノートPCが採用されていましたが、働き方の多様化、テレワーク・リモートワークの導入増加に伴い、社内にいることの多い経理や総務を含めた内勤者にも、他部署と同じ携帯性の高いノートPCの採用が増えています。

また、ペーパーレス化の視点からペーパーレス会議の導入が進むと、内勤者も社内でノートPCを持ち歩くことが想定されます。外出は多くなくとも、会議室や他部署へ持ち運ぶことを考慮すると、重量が軽く、バッテリーが長持ちするノートPCがおすすめです。

ただし、経理や財務といった文書やワークシートの編集などが多い職種の場合、こうした細かい作業を快適に行うために、使い勝手の良いキーボードや大きめで見やすい液晶ディスプレイなど、周辺機器への配慮も必要です。

高負荷なアプリケーション利用の技術・クリエイティブ職にはCPUやメモリーにこだわったノートPC選びを

高負荷なアプリケーション利用の技術・クリエイティブ職にはCPUやメモリーにこだわったノートPC選びを

エンジニア職は、3D CADやCAEといったCPUやGPU(グラフィックスプロセッシングユニット)に高い負荷がかかるアプリケーションを利用することも多いので、CPUやGPUの性能を重視すべきです。CPUについてはクアッドコアの Core i7 がおすすめです。

さらに、メモリーやストレージにもこだわりたいところです。システム開発を行うような技術・開発職は、テキストエディタでのプログラミングに加え、仮想環境を構築して開発・テストを行うなど、高スペックが求められます。メモリーは最低8GB、できれば16GB、ストレージも高速なPCI Express/NVMe接続の高速SSDを搭載した製品を選びましょう。

液晶ディスプレイの解像度も重要です。フルHD以上なら合格ですが、プログラミングやアプリ開発においてコーディングとデバッグ用により広い画面が必要であれば、外部ディスプレイを接続してデュアルディスプレイ環境で使うことをおすすめします。

クリエイティブ職が使うノートPCの選定の際に重視すべき条件は、エンジニア職とほぼ同じで、PCとしての基本性能が要求されます。高解像度写真や動画の編集を行うのであれば、やはりクアッドコアのCore i7が欲しいところです。

Webサイトや印刷物などのデザイン、液晶ディスプレイのサイズや解像度、色再現性などが重要になります。

こうしたデザイナー職は、画像編集、動画編集、イラスト編集ソフトなど複数の画面を行き来しながら作業することが多いため外部ディスプレイを繋いでデュアルディスプレイ環境にすることで、作業効率を向上させることができます。

このように、職種ごとにノートPCで重視すべき条件は異なります。各職種に適した要件を考慮に入れてノートPCを選定することで、社員満足度をより高めることができるでしょう。

失敗しない!ビジネスノートPCの選び方

働き方改革関連法が施行され、テレワークやフリーアドレスといった働き方が浸透してきています。そこに昨今の新型コロナウィルスの影響によりテレワークの必要性が飛躍的に認知されてきています。
ITシステムなどに注目が集まりますが、重要なカギを握るのがビジネスに必要な
ノートPCをどう選ぶかということです。
この資料では失敗しないビジネスノートPCの選び方を紹介します。

  • ノートPC選び方5つのポイント
     1. PCの買い替えサイクル
    2. 働き方や業務内容に最適な端末を選ぶ
    3. セキュリティ
    4. スペックや性能
    5. サポート体制
  • ノートPC購入に必要な稟議書の作成について

失敗しない!ビジネスノートPCの選び方

無料ebookをダウンロードする

失敗しない!ビジネスノートPCの選び方

失敗しない!ビジネスノートPCの選び方

働き方改革関連法が施行され、テレワークやフリーアドレスといった働き方が浸透してきています。そこに昨今の新型コロナウィルスの影響によりテレワークの必要性が飛躍的に認知されてきています。
ITシステムなどに注目が集まりますが、重要なカギを握るのがビジネスに必要なノートPCをどう選ぶかということです。
この資料では失敗しないビジネスノートPCの選び方を紹介します。

主な内容

  • ノートPC選び方5つのポイント
    1. PCの買い替えサイクル
    2. 働き方や業務内容に最適な端末を選ぶ
    3. セキュリティ
    4. スペックや性能
    5. サポート体制
  • ノートPC購入に必要な稟議書の作成について

無料ebookをダウンロードする

関連記事

インテル Core プロセッサー
インテル® Core™ プロセッサー
Intel Inside® 圧倒的なパフォーマンスを

Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Core Inside、Intel vPro、vPro Inside、Celeron、Celeron Inside、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、Xeon、Xeon Phi、Xeon Inside、Ultrabook、Iris は、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation の商標です。

※本ページに記載されているシステム名、製品名は、一般に各開発メーカーの「登録商標あるいは商標」です。